普段から愛用しているApple Watch(アップルウォッチ)。
身に付けていると「アップルウォッチって何ができるの?」と聞かれることが多々あります。
正直、購入するまでは私もまったく同じ感想を持っていました。
でも、試しに使ってみたら一度付けるとやめられない中毒性があることに気付いたんです。
そこでこの記事では、
Apple Watchでできること・できないこと
を一目で分かるように文字にしてご紹介します。
Apple Watchが気になっている方の参考になれば幸いです。
この記事で分かること
- Apple Watchでできること・できないこと
- Apple Watchの基礎知識
- Apple Watchを安く購入する方法
Apple Watchをほぼ毎日使っていて感じた「便利なシチュエーション」についてもまとめているので、いまいちApple Watchの使い方がイメージできないという方の参考になれば幸いです。
なお、大前提としてiPhoneがないApple Watchを使うことができないので、万人におすすめできるスマートウォッチではありません。
Androidユーザーの人は「Galaxy Gear G3 」や「SONY SMART WATCH」、「ASUS ZenWatch 3」あたりの評判が良いのでこちらをどうぞ。
目次
【ひと目で分かる】Apple Watchでできること・できないこと
それでは早速、Apple Watchでできること・できないことをリストアップしてご紹介していきます。
Apple Watchでできること
- 時計としての使用は当然可能
- iPhoneの通知を受け取れる
- LINEの返信もある程度可能
- 天気が分かる
- Apple PayでSuica支払いができる
- Suicaへのチャージも簡単にできる
- 電話の受け取りができる
- ワークアウトやアクティビティなどで運動の際も便利
- Apple Watch単体で音楽が聴ける
- 音量の調節ができる
- 地図や乗り換え機能で移動の際も便利
- Siriに対応
- iPhoneの遠隔操作でセルフィー撮影ができる
- Macbookのロック解除ができる
- バンドを付け替えて気分を変えられる
- スイミングでの使用も可能
- 万が一の転倒時に自動緊急通報が可能
Apple Watchでできることを思いつく限り挙げてみました。
時計としての使い方はもちろんのこと、電話の受け取りやLINEの返信(定型文か音声入力)をすることもできます。
何より、Apple Payによるキャッシュレス決済の便利さが素晴らしい!
詳細な解説をすると長くなってしまうので、後日公開する別記事をお楽しみに。
Apple Watchでできないこと
- iPhoneがないと使えない
- 時計表示は腕を振り上げた時だけ
- 充電は1.5日~2日間くらいで切れる
- チャットワークの内容が見れない
- Apple Watch対応のアプリが少ない
- 使える決済サービスはApple Payだけ
- Apple Watchの画面でYouTube視聴はできない
- Googleマップは使えない
- 専用ケーブル以外では充電できない
Apple Watchでできないことは上記の通りです。
大前提として、Apple WatchはiPhoneがないと初期設定ができないのでご注意ください。
できないことについても後日、別記事で詳細を解説していきます。
【ほぼ毎日使って感じた】Apple Watchが便利なシチュエーション4選
Apple Watchでできること・できないことに関しては上記でご覧いただいた通りです。
ここでは、毎日Apple Watchを使っている私が感じた便利なシチュエーションを4つご紹介します。
コンビニや飲食店ならApple Watchだけで支払いができる
Suicaやクレジットカードの支払いに対応しているコンビニや飲食店ならApple Watchだけで支払いができます。
iPhoneの「Wallet」アプリに登録しているSuicaやクレジットカードをApple Watchに移すだけなので難しい手続きは何もありません。
移したSuicaなどは簡単にiPhoneへ戻せるので、Apple Watchの充電がなくなってしまった場合も安心です。
Apple Watchに移しておけば、iPhoneを持ち歩かなくても支払いができるので、近所のコンビニに行くくらいなら手ぶらで出かけられて楽チンなのが良いところ。
ウォーキングやランニングをする際も邪魔なスマホを持つ必要がないので非常に重宝しています。
駅の改札やバスの乗り降りでパスケースやスマホを取り出さなくて良い
私がApple Watchを購入した最大の理由がこのシチュエーションです。
Apple WatchでSuicaが使えるので、駅の改札やバスの乗り降りがめちゃくちゃ便利なんです!
腕をかざすだけで改札を通ることができるので、パスケースやスマホを取り出す手間を省けます。
もともとiPhoneでSuicaを使っていたのですが、最近はポケットに入れているのが邪魔でカバンにしまってます。
改札を通る時に毎回カバンをガサガサ探すのも面倒くさいので、Apple Watchには大変助けられています。
落とす心配もないので一石二鳥で良い感じです。
ワークアウト、アクティビティ機能で運動量を数値化。健康に対する意識が強くなった
Apple Watchには標準でワークアウト、アクティビティといった運動量を数値化できる機能が付いています。
- ワークアウト:ウォーキングやランニングなどの時間、移動距離を把握できる機能
- アクティビティ:あらゆる運動を感知して1日の運動量やカロリー、運動時間を計測できる機能
腕に付けていれば自動で運動量を計測してくれるので、自然と健康に対する意識が強くなります。
また、歩く速度やランニング時の動きを察知して自動的にワークアウトを起動してくれるのも便利です。
長時間座り続けていると1時間に一度「立て!」と通知が来るので、自然と運動を促してくれるのも良い感じです。
Apple Watchの通知機能や音量調節のおかげでスマホを触る機会が減った=時間の有効活用
Apple WatchはiPhoneに届いた通知を知らせてくれる機能があります。
電話やLINEであればApple Watchで応答できるので、いちいちiPhoneを触らなくて済みます。
スマホを触るとTwitterとかYouTubeとか余計なものまで見てしまうので、Apple Watchのおかげで無駄な時間を減らすことができました。
結果として、仕事を早く終わらせられて時間の有効活用ができるようになりました。
以上で個人的なApple Watchが便利なシチュエーションのご紹介は終わりです。
他にも
- iPhoneに登録しているカレンダー機能と同期して次の予定を把握したり
- 睡眠改善アプリやアラーム機能を使ったり
- メールの確認をしたり
など、挙げればキリがないほど様々な機能を使い倒しています。
ただし、これらはあくまで個人的な感想なので全ての人に当てはまるものではないことを覚えておいてください。
【買いたくなった人向け】Apple Watchの基礎知識5つのポイント
ここまでご覧いただいて「なんだかApple Watchって便利そう」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう思った方は、ここでちょっとだけApple Watchの基礎知識について覚えておきましょう。
iPhoneがないと使えないので注意
ここまでに何度かお伝えしていますが、Apple WatchはiPhoneがないと使うことができません。
Androidスマホやガラケーの方は、別途iPhoneを用意しないと使えないのでご注意ください。
中古のiPhoneでもApple Watchを使うことはできます。
が、そこまでしてApple Watchを使う理由はないですしお金が勿体ないのでやめておきましょう…。
GPSモデルとセルラーモデルの違い
Apple Watchには「GPSモデル」と「セルラーモデル(GPS+Cellularモデル)」の2種類があります。
違いは以下の通りです。
Apple Watch Series 4 | GPSモデル | GPS+Cellularモデル | |
---|---|---|---|
素材 | アルミニウム | アルミニウム ステンレス | |
サイズ | 40mm 44mm | 40mm 44mm | |
重さ | アルミニウム | 40mm:30.1g 44mm:36.7g | 40mm:30.1g 44mm:36.7g |
ステンレス | – | 40mm:39.8g 44mm:47.9g | |
月額料金 | なし | ドコモ:ワンナンバーサービス(月額500円) au:ナンバーシェア(月額350円) ソフトバンク:Apple Watchモバイル通信サービス(月額350円) | |
特徴 |
|
|
GPS+Cellularモデルであれば、iPhoneが近くになかったとしても、
- 地図アプリで現在地が分かったり、
- iPhoneの通知を受け取って遠隔で操作したり、
- ストリーミングの音楽サービスを使ったり、
などの機能が使用可能です。
ただ、かれこれ半年ほどGPSモデルのApple Watchを使ってきましたが、単体でデータ通信ができなくて困ったことはありません。
また、口コミや評判を見ていてもCellularモデルで良かったという声は見つけられませんでした。
本体に音楽データを取り込んでおくこともできるので、基本的にはGPSモデルを選んでおけば間違いないでしょう。
ケース(本体)は2種類のみ!ケースサイズ・ベルト(バンド)の種類で価格が違う
Apple Watchには大きく分けて2種類のケースサイズがあります。
Apple Watch Series 4 (2018年発売) | Apple Watch Series 3 (2017年発売) |
---|---|
40mm:縦40mm×横34mm×厚さ10.7mm 44mm:縦44mm×横38mm×厚さ10.7mm | 38mm:縦38mm×横33.3mm×厚さ11.4mm 42mm:縦42.5mm×横36.4mm×厚さ11.4mm |
また、Apple Watchには様々な種類のベルト(バンド)があり、それによって価格が変わります。
- スポーツバンド:シリコン製の穴に出っ張りを押し込むタイプのバンド
- スポーツループ:マジックテープで貼り付けるタイプのバンド
- ミラネーゼループ:金属製のマグネットで貼り付けるタイプのバンド
ミラネーゼループは金属製のバンドで価格がかなり高いので、普通に使う分にはスポーツバンドかスポーツループのどちらかで良いでしょう。
実際の購入価格は時期によって変動するので、詳細はApple公式サイトでチェックしてみてください。
また、ミラネーゼループを購入して開封した時の動画を撮影したのでこちらも参考にどうぞ。
Nikeモデルとエルメスモデルは専用バンドが欲しい人向け
Apple Watch Seriesには「Nikeモデル」と「エルメスモデル」があります。
それぞれ、通常モデルとは異なる専用バンドと専用の壁紙がついてきます。
機能としては通常モデルと全く同じなので、専用バンドが欲しい人だけ購入するようにしましょう。
(なお、エルメスモデルはベルトだけで『100,000円』くらいします…)
充電するためには付属の専用ケーブルが必要
Apple Watchの充電には、付属の専用ケーブルが必要になります。
一般的なUSB Type-CやMicro USBなどのケーブルは一切使うことができません。
専用ケーブルは3,000円以上もするので、無くさないようにご注意ください。
Apple Watchの基礎知識はこれで終わりです。
次の項目で、Apple Watchを購入するならどこがオススメなのかをまとめていきます。
【購入場所まとめ】Apple Watchを買うならどこがおすすめ?
Apple WatchはApple公式サイトやApple Storeで購入することができます。
また、それ以外にも下記の通販サイトでも取り扱われています。
ただ、私はポイントがついてお得だったので「ヨドバシカメラ」で購入しました。

↑ これがその時の写真。ニヤニヤしながら撮影してますw
Apple Watchはそこまで大きな価格差がないので、お好みの店舗で購入するのが良いと思います。
また、Apple Watchを購入するなら合わせて購入しておきたいアクセサリー類があるので、次の項目でご紹介していきます。
【レビュー動画付き】合わせて購入したいアクセサリーといらないもの
Apple Watchを購入する際に合わせて購入したいアクセサリーと、実際に使ってみて「いらないな」と感じたものをご紹介します。
優先度高:保護ケース
私のApple Watchの使い方だと、コンビニでの買い物や駅の改札を通る際の支払いに使う機会が多いです。
その際、Apple Watch本体がカチャっと当たって傷つくのが嫌だったので保護ケースを購入しました。
全面保護のクリアケースや様々なケースを試しましたが、現時点では下記の保護ケースを利用しています。
カーボン100%で作られているシンプルな保護ケースでデザインもかっこよくて気に入ってます。
レビュー動画を作成したので、興味がある方はぜひご覧ください。
バンド(好みに合わせて)
Apple Watchを購入した際に付属のバンドでも良いですが、今では様々なカラーのバンドが販売されているので好みに合わせて使い分けるのもおすすめです。
Apple純正品の安心感は言わずもがな、サードパーティ製のバンドも数多く販売されていて価格が非常に安いです。
品質が良いものも多いので、家電量販店で見て回ってみるのも楽しいです。
ちなみに私は最初からついている「ブラックスポーツバンド」と「ミラネーゼループ」をTPOにあわせて使い分けてます。
ミラネーゼループに関しては開封レビューを撮影したので、以下の動画もあわせて参考にしてみてください。
AirPods
Apple Watchを使う上で便利だなーと感じたのが「AirPods」です。
ケースから出して耳にはめるだけですぐに接続可能なワイヤレスイヤホンですが、シンプルなデザインゆえにiPhoneを操作しないと音量調整ができないという欠点があります。
ですがApple Watchなら、側面にあるでっぱり(デジタルクラウン)を回すだけで音量調整ができるので非常に便利です。
Apple Watchから好きな音楽を選択することもできるので、いよいよiPhoneを触る必要性がかなり薄くなってきました。
AirPods以外のワイヤレスイヤホンでも操作可能なので、利便性はかなり高いと言えます。
保護フィルムはいらないかも
Apple Watchを購入した当初は保護ケースにあわせて保護フィルムを使っていました。
使っていたのがこちら。
ただ、実際に使っていて
- Apple Watchの操作性が悪くなる
- 丸味を帯びた本体デザインの都合上、空気の気泡が気になる
- 使っていると普通に剥がれてくる
といった問題があったので、いまでは保護フィルムを貼らずに使っています。
画面に傷もついていないので、人によっては保護フィルムは必要ないかもしれません。
ただ、あくまで個人の使用感なので、どうしても傷つきが不安な方は保護フィルムを貼っておくことをおすすめします。
よくある質問9個
最後に、Apple Watchで聞かれることが多い「よくある質問」にお答えして終わります。
iPhoneを持ち歩いてないとApple Watchで支払いはできない?
Apple WatchにSuicaやクレジットカードを登録しておけば、iPhoneを持ち歩かなくとも支払いは可能です。
登録済みであればApple WatchをSuicaの読み取り機にかざすだけで支払いができるので非常に便利です。
(「ピッ」と音が鳴るまでかざしておきましょう)
初めてiPhoneなしで支払いをする時は、正直「不安」でいっぱいでしたが何の問題もなく使えましたのでご安心ください。
電話は受け取れる?
Series 3、Series 4なら問題なく電話を受け取れます。
ただ、音質はそこまで良くない印象なので、静かな場所かイヤホンを使って通話をするのが良いかと思います。
防水機能は?海やプール、お風呂でも使える?
現在販売されているSeries 3、Series 4はプールや海で泳ぐなど、浅い水深での利用に対応しています。
Apple Watchの耐水性能に関してはApple公式サイトで言及されています。
Apple Watch Series 1 および Apple Watch (第 1 世代) は防沫性能と耐水性能を備えていますが、水に浸すことは推奨していません。
Apple Watch Series 2、Apple Watch Series 3、Apple Watch Series 4 は、プールや海で泳ぐなど、浅い水深での利用に対応しました。ただし、Apple Watch Series 2、Apple Watch Series 3、Apple Watch Series 4 を装着したまま、スキューバダイビング、ウォータースキーなど、水圧が高くなったり、所定の水深より深く潜るようなアクティビティを行うことは想定していません。
お風呂での使用に関してですが、本体内部で温度差による結露が生じて故障する可能性があります。
そのため、基本的にはお風呂では使用しない方が良いでしょう。
LINE Pay・PayPayは使える?
Apple Watchでは、LINE PayやPayPayでの支払いはできません。
基本的にApple Pay(に登録してあるSuicaやクレジットカード)でしか支払いができないのでご注意ください。
GPSとセルラーモデルのどっちが良い?
個人的にはGPSモデルで良いかと思います。
価格が安いですし、Apple Watch単体でデータ通信を使いたいと思ったことが一切ないからです。
月額料金もかかってしまうので、GPSモデルをおすすめします。
ケースのサイズはどれがおすすめ?
ケースのサイズは、個人的にはディスプレイが大きい44mmケースが良いと思います。
ただ、手首回りが細めの人は42mmケースでも良いかもしれません。
Apple Storeでは実物が飾られているので、実物を見てから決めるのがおすすめです。
バンドはどれを選ぶべき?
バンドは個人差があるので、お好みの種類のものをお選びください。
個人的には汗をかいても吸収されず臭いが付かない「スポーツバンド」が良いと思います。
あとからバンドを購入することができるので、まずはスポーツバンドを選んでみてください。
バンドの付け替えはどうやるの?
本体とバンドの付け根をスライドさせれば簡単に外せます。
その際、裏面にある小さい穴(スイッチ?)を押しながらスライドさせる必要があります。
無理に引っ張らないようにご注意ください。
バンドをはめる時も同様にスライドさせるだけですが、角度が合わないとはめづらいので色々と試してみてください。
画面割れ、水没、故障した時はどうすれば良い?
Apple Watchの画面が割れてしまった、水没した、故障したといったトラブルに遭遇した場合はApple公式の「Watch修理」のページをご覧ください。
修理内容にもよりますが、修理は最大5日ほどかかる場合もあるので、まずは最寄りのApple StoreやWebサイトから修理をお申し込みください。
まとめ
以上、Apple Watchでできること・できないことをご紹介しました。
改めてこの記事のまとめです。
この記事のまとめ
- Apple Watchでコンビニや駅の改札での支払いができる
- ワークアウトやアクティビティ機能で健康に対する意識が強くなる
- iPhoneがないと使えないので万人受けするものではない
正直なところ、Apple Watchは実際に使ってみるまでその便利さが分かりづらい商品だと言えます。
ですが、一度付けるとやめられない中毒性があるスマートウォッチだと断言できるので、気になっている方はぜひ一度、店頭で現物を手に取ってみてください。